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国際社会で語られる、がんの発症数など、限られた項目や数値のみを「被害」と考えるのは簡単です。しかし被災地で実際に目にするのは、時間と共に形を変え始めた新たな危険性や、副次的な問題を抱える人々の更なる苦しみです。現地で今、被災者が抱え続けているさまざまな問題、それこそがあの事故の生んだ「被害」なのです。汚染地域に足を踏み入れ、見、聞き、語り、みえてくる事実と、apchは向き合います。

活動理念

汚染地域の家庭に滞在し、家族として生活しているとみえてくる、データではみえてこない、被害の本質に迫ります。また一方で、生活や文化、人々の感受性やライフスタイルなど、現地の魅力も同じように大切に考え、伝えます。

汚染地域の村では、素朴な暮らしが営まれている

高濃度の放射能が残る村に住む、家族の食卓

写真授業
放射能汚染地域に住む子どもたちの保養施設で、RIAが子どもたちと共に滞在し、講師としてポートレイト写真を教える活動です。

ワークショップ
保養施設での、もうひとつの写真プロジェクト。RIAがカメラを担当し、子どもアシスタントたちと共にポートレイト作品を創出します。

学校とのプロジェクト
現地の学校とパートナーシップを結び、日本の学校との文通企画や、美術の絵画作品の日本での展示などを行います。

チェルノブイリ関係にとどまらず、孤児院、病院、学校、各家庭、美術館、ミュージシャンなど、さまざまなネットワークを築きます。現地の「今」を知り、人々と語ることでみえてくるものを材料に、そこからなにができるかを共に考え、新しい可能性を拡げます。

汚染地域の村の学校の、校長先生と

ベラルーシの伝統音楽を奏でる「ラジミチ」と

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